車社会のオーストラリア
オーストラリアは国土が大きいです。
日本の200倍くらい大きいです。
なのでどこに行くにも遠い!
一番近い観光地はBlue Mountainsですが、
車で1時間半くらいかかります。
次に行ってみたのはPort Stephens。
イルカ、クジラの観賞の遊覧船や、鳥取砂丘のような砂のビーチが有名です。
こちらは車で2時間半。
ワイン生産で有名な観光地、
同じく2時間半くらいのHunter Valley。
そして次に行ってみようと思ったのは、さらに遠いJervis Bay。
白い砂浜が有名です。
片道3時間かかります。
そして最近行ったYarrangobilly
休憩しながら6時間かけていきました。
もう次はどこに行ったらいいのかわかりません。
これ以上運転時間を伸ばしたくないのですが、
今書いたような、(Yarrangobilly除く)
比較的近場の観光地は週末や長期休みには人がたくさんいていいお宿も残っていません。
静かなところでいい景色が見たいとなると、とにかく長距離カクゴなんです。
しかも郊外は無料のモーターウェイに乗るのですが、
制限速度110kmで2時間とかぶっ飛ばし続けるんです。
日本みたいにずーっとまっすぐでたまに緩いカーブではなく、
アップダウンが激しい所があるので、
ゴールド免許持ってて運転も好きな私ですが、
長距離は怖すぎて、夫に運転してもらっています。
「カーブは75km/h以下で!」なんて看板もありますが、
そんなスピードで曲がれませんから!とツッコんでしまいます。
ちなみに我が家はシドニー中心部から車で10分くらいの距離ですが、
シドニーはオーストラリアの経済的中心都市であるのに、そのくらい離れただけで車の所有が一般的というのは、この国の全体的な田舎っぽさをよく反映していると思います。
東京に住んでいたころは車を持とうという発想すらなかったですからね。
で、タイトルにある「車社会」ですが、
上記の国土の広さと、好調な経済を背景に
いろんな国の、様々なメーカーの車が走っています。
日本、ドイツ、イタリア、アメリカ、韓国、イギリス
トヨタ、マツダ、スバル、ルノー、フィアット、ベンツ、ヒュンダイ、キア、テスラ、BMW、フォルクスワーゲン、ジャガー、スズキ、イスズ、フォード、日産、アルファロメオ、スコダ、ランドローバー、アウディ、プジョー、ホールデン、ポルシェ、レクサス・・・
思いつくだけでこれくらい。
(よくわかってないので車の名前とメーカーがごっちゃかもしれません)
実際にはもっとたくさんの種類がありますし、
あ、このメーカー珍し~!みたいのがあまりないのがすごいです。
(Teslaは今まで3回しか見たことないですが、1000万前後の高級車もよく見かけます。)
しかもおもしろいのが
高すぎる人件費のため、
昨年の10月にトヨタがオーストラリア国内での生産を終了し、
唯一の国産メーカー、Holden(ホールデン)の工場も閉鎖されたため、
今後国内で販売されるのは全て輸入車ということになります。
これだけ車社会なのに、全部外車かよ~!!と衝撃でした。
オーストラリアで車を購入する際に参考にしたのはこちらのサイト
とにかく台数が多いので、メーカー、年代、走行距離と値段の比較ができ、
自分の欲しい車の条件を絞り込むのにとても参考になりました。
車が好きな人なら見てるだけで面白いはず。
とにかくメーカー(Make▼の欄を開くと見れます)の数に圧倒されます!
街を見渡すと、やはり日本車が一番数が多いように思います。
あとはアメリカ系とホールデン…。
以前お世話になっていた修理工場のお兄さんは
「マツダかスバルが丈夫でいいぞ」と、教えてくれました。
後から知ったのですが、
中古を買うにしても、正規ディーラーの中古車を買うのが良いようです。
我が家の最初の車はgumtreeという掲示板サイトで見つけた中古車屋で失敗しましたから…。
どなたかの参考になれば。